iTunes + IOSデバイスな人がAndroidで音楽を持ち出そうとすると

私、音楽データの管理は10年以上前からiTunes、音楽の持ち出しはIOSデバイスを使っています。つまり、外出の時には携帯電話とIOSデバイス、iPod touchを持ち歩いています。

しかし、ウォーキングに出かけるときのように、あまり荷物を持ちたくない場合はiPod touchが邪魔になるんですね。かといって、何も持たずに出るって言うのもつまらない。歩きながらBGMが欲しかったりするんです。

スクリーンショット 2014-05-25 9.27.58僕の携帯電話はAndroid機なので、iTunes管理の楽曲をAndroid機で扱うことができたらいいのにな〜と思って色々調べたら、方法があることはあるんですねぇ。代表的なものはPowerAMP + iSyncrっていうアプリを使う方法と、今現在買収騒ぎなどでサービスが止まっているWinAmpを使う方法。

このうち、PowerAMP + iSyncrは有料アプリなので、今回はお金のかからないWinAmpを使う方法を試してみました。

WinAmpってソフトは、調べてみたら1997年に最初のバージョンが出たそうで、MP3の再生ソフトの黎明期からあるソフトですね。PC雑誌の付録CDの中には必ず入ってました。

2013年の年末にWinAmp公開終了っていう報道がなされていましたが、そうでもないようです。また、現在公式サイトからは入手できない状況ですが、インターネット上を探すと、いろんなダウンロードサイトから入手できるみたいです。

なお、公式サイトにあるものではないので、色々とリスクがありますよ。その辺はご自分自身のリスクでどうぞ。

さてこのソフト、Windowsで音楽を鳴らすといやでもピークリミッターがかかってしまうっていう現象の回避方法を探していて、未だに存在することを知りましたが、調べてみると、

  • iTunesのライブラリをWinAmpからインポートできる
  • Android版WinAmpってものが存在する
  • WinAmpとAndroid版WinAmpを使うと、WiHiを使った楽曲データ転送ができるらしい
  • WinAmp for Mac syncなるMac版のWinAmpも最近はあるらしい

ということで、携帯電話にWinAmp for Androidを入れて、MacにWinAmp for Mac syncを入れて、実際にデータ転送をやってみました。設定などの詳細はこちらこちら

実際にやってみると、特に難しい操作もなく、Mac側から携帯電話は簡単に認識されて、WinAmpにインポートされたiTunesのライブラリは簡単に転送できたように見えたのですが、問題発生。

ライブラリのプレイリストを携帯電話側に転送すると、プレイリストに含まれる楽曲データは転送されるものの、プレイリストの中身が、プレイリストの先頭1曲だけ、という現象が発生しました。

さらに、Mac側から携帯電話の中のプレイリストの編集ができないようで、転送した後に携帯電話側でプレイリストに曲を1曲ずつ登録していかなければいけないようです。これについては、Windows版のWinAmpでは、PC側からの携帯電話内プレイリストへの曲の登録はできるようなので、まだまし。しかし、手で登録しなければならない状況は同じです。

携帯電話側でプレイリスト登録は、プレイリストメニューの中の「最近転送した項目」を見ると、新しい順に転送した曲の一覧が出るので、それらを再生キューい入れてから、再生キュー一覧を表示させて、メニューから「プレイリストに保存」でプレイリストを作成すれば少しは作業が楽かも知れません。

WinAmpを使った楽曲の転送については、このプレイリストの問題を書いた記事がインターネット上にたくさんあることからも、苦労している人が多いみたいですよ。