たまに存在を思い出して引っ張り出してくるVAIO Type P(VGN-P91S)ですが、先日VAIO Type Tと一緒にChromium OSを入れてChrome Bookに仕立て上げてみました。
が、予想していたGMA500によるグラフィックの遅さ以前に、全体的に動きが緩慢で、ちょっと使えないな〜というのが率直な感想です。一体このAtom Z系列プラスGMA500でインテルは何がしたかったんでしょう。少なくともパソコン用プラットフォームとしては使い物になりません。そしてそれを自社製品に採用したソニーは一体何を考えてこんな製品を市場に投入したんでしょうね。
本筋からははずれますが、VAIO Type Pでは、電源を切っていても次の朝にはバッテリーがなくなってしまうというお漏らし現象が有名で、BIOSをハックして消費電力を抑えるという方法がネットで公開されていましたが、初期型のType Pはメーカーからの対応は一切なかったという事例がありました。
言ってみれば欠陥商品と言ってもいい話で、マシンのパフォーマンスと併せて、この製品の市場投入をOKしたマネージャーたちは無能だと思いますよ。私はこのType Pでソニーのパソコンに見切りをつけました。
さて、Chrome Bookに仕立てても使い物にならないこのマシン、どうしたものかと思ってネットでType Pをお持ちの方々の記事をいろいろと拝見すると、Chrome Bookにするよりも軽量Linuxディストリビューションを入れたほうが使い物になるっていう話が多数出ていました。
軽量なLinuxっていうのは、ウィンドウマネージャーを動きの軽いものにして、性能の低いマシンでもそれなりに動くLinux環境を作ることができるというもので、Linux MintやLubuntuが有名みたいです。最初Linux Mintを入れようと試みましたが、インストーラーが落ちてしまうので、今回はLubuntuを入れてました。
インストールが終了する前にマシンがスタンバイ状態になると、そこから先にうまく進めないトラブルはあったものの、ちゃんとインストールはできています。GMA500のグラフィックもカーネルレベルできちんと認識しているようです。ただし、動画再生支援機能は使われません。
使った感じは、Chromium OSに比べると随分スムーズに動きます。YouTubeの再生がまともに出来なかったりするのは相変わらずですけど。
ちなみにこの記事、Type Pで書いていますが、文章の入力はストレスなくできています。
これでしばらく様子を見てみたいと思います。
お手数ですが教えてください。
vaio typepにchrome osを入れるためにcloudreadyのUSBを制作しブートさせましたが
ロゴは出てきますが普通サイズのPCでは右下に出てくる設定ボタン等が見えない状態です。
これは制作したUSBに問題があるのか(何回も作り直しました)TYPEPの画面サイズの関係で
見えてないのかアドバイスを頂ければ幸です。
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反応するのが遅くなり、大変申し訳ありません。もう解決されたでしょうか?おそらく、画面サイズが原因ではないかと思いますが、解決方法は私にはわかりません。重ね重ね申し訳ありません。。
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