ファンが今の自分に共感してくれないのはファンのせいなの?

高校生の頃からずーっと追いかけていたバンドがあります。ラジオでも一度特集させていただいたバンドです。

そのバンドのメンバーの方とSNSでお友達になって頂いていましたが、先日その方から頂いたライブイベントのお誘いに反応せずにいたら、お友達関係を切られてしまって、ちょっと悲しい思いをしています。

そのお誘いってのはSNSに機能として備わっている「イベントへの招待」っていう機能で発信されたもので、とくにメッセージが付いてくるようなものでもなく、それを一方的に送りつけてきて、反応がないから切る、ってどういうことですかね?

ネットアクセスが数日できない状況に置かれて反応できない可能性だってあるし、お金や時間が無くて行きたくてもいけないっていう可能性だってあるじゃないですか。私はお金や時間が無くて、っていう事情ですけど。

その方、ここ半年ばかり、SNSの投稿の内容について、自分の主義主張と相容れないところがあったり、同じバンドの他のメンバーの方と、その方に対してではない私の投稿内容でトラブルがあったりしたので、ファンとして彼らの残した楽曲は大好きだからつながって頂いているのは光栄なこと、だけど自分の発言がトラブルの原因になるのはイヤなので、その方々に私の投稿は見えないようにしてました。

だから、お友達関係を切られてしまったところで、ああ、そうですか、ちょっと悲しいけど仕方がないですね、という程度の受け止め方しかしていません。

ただ、その方のちょっと前の投稿を拝見していたら、「私の考え方や作品に共感して頂けない方は一度友達になった方でも友達関係を切らせて頂きます」という文章がありまして、これはちょっと頂けないな、と思った次第です。

この物言いは、昔の曲が好きで近づいてきたファンの方々、私を含めてですけど、そういったファンの方々が現在の自分に共感してくれないことをファンのせいにしていると思うわけです。共感してくれないなら、してもらうようにご自分が努力すればいいわけで、回りをご自分の言いなりになる人間だけでかためたいのでしょうか。

これって、クリエイターとしてどうなの?って思うわけです。ライブの集客や最近リリースしたDVDの売り上げが思ったほど伸びずに焦っているのか、そもそもそういう考え方をなさる方なのかは知りませんが、ご自分の至らないところをファンのせいにするのはやめたほうがいいのにな、と思いました。

これからも彼らの楽曲は死ぬまで愛し続けるでしょうけど。

今回改めて、自分は1977年から79年までの彼らの楽曲が好きなのであって、それ以外には興味がないことを改めて認識しました。