Bluetoothイヤホンふたたび

2017年1月のエントリーでBluetoothイヤホンを初めて入手したことを書きました。

このイヤホン、音が気に入って使っていましたが、スポーツジムで使うにはちょっと大きくて重いんです。あと、ケーブルがフラットケーブルなんですが、これが意外に取り回しにくかったりします。

そこで、もっと軽くて小さなものはないかということで探してみたら、Amazonで一番よく売れているBluetoothイヤホンとして、SoundPEATS社のQ12っていう機種を見つけて試してみました。

q12

この機種、初めて見たときには、無線区間のデータ圧縮コーデックとして、高音質、低遅延が特徴のapt-X、AACがサポートされているということだったので、AACがサポートされているのならiPhoneもOKだ、ってなことで入手したんです。QV8 MK2と同じCSR社のチップが使われているっていうことだったので、大丈夫だろうってな判断もありました。

ところが、商品が届いて音を出してみると、音質が今ひとつ。音質が今ひとつっていうのは非常に主観的な判断なので、音質が好みに合わないのかと思いましたが、何か原因があるのかもしれないということで、まずは無線区間のコーデックに何が使われているのか調べる方法はないものかと調べてみたところ、MacのHardware IO Toolsというソフトウエア群が色々と役に立ちそう。これを入手し、その中にあるBluetooth Explorerを使って調べてみたら、apt-Xは有効にできるものの、いくらがんばってもAACを有効にできませんでした。

これを販売元に確認したら、最初AACは非対応という回答が来ましたが、別の担当者からAACには対応している、という回答が来たので、改めてBluetooth Explorerで調査、実行結果を添付して確認したら、AACには対応できていませんでした、という回答が来ました。そして、販売ページの商品説明からはAAC対応という文言が消えました。

小さくて軽いし、apt-Xで再生した再生音が素晴らしかったのですが、AAC非対応だとIOSデバイスで使ったときの不満が大きくなってしまうので、返品しました。ユーザーサポートからは、改良版でAAC対応予定と聞きましたが、未だ改良版は発売されていませんね。

IMG_0696さて、次に、最初に買ったQY8 MK2と同じ発売元であるJPRiDEから出ているJPA1 MK2っていう機種を試してみました。値段はQY8 MK2よりも1000円ぐらい高いのですが、発売元から割引のクーポンが送られて来たのに加えて、キャンペーンでの割引もあって、QY8 MK2と同じぐらいの値段で買うことができました。

白いモデルを選びましたが、白は若干おもちゃっぽく見えますね。あまり気にしませんけど、黒の方が良いかもしれません。

このイヤホンはQY8 MK2と同様にapt-XにもAACにも対応していると謳っていて、前出のBluetooth Explorerで確認したら、その通りでした。

IMG_1229このイヤホン、かなり気に入って使っていますが、先日イヤーピースを交換したら、ドライバー開口部を覆っているメッシュが取れてしまい、ドライバーが外から見えるような状態になってしまいました。これだと中にゴミが入って故障の原因になりますね。

その旨販売元に連絡して、製品保証で修理もしくは交換が出来ないか確認したら、その日のうちに代替品を発送してくれました。後日返信用封筒を送るから古い方を送り返して欲しい、とのことでした。

随分素早い対応で、感心しました。Q12の販売元とはえらい違いです。

しばらくこれで行けそう。