昨日、リマスタリングされたSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandを買ってきまして、最初にCD化されたものとちょっと聞き比べてみましたよ。
元々の音源が一緒なのにずいぶん違うもんですね。最初にCD化されたものも、発売当時はあまりの情報量の多さに驚いたもんですけど、今回のものはずいぶん音がリアルになりました。
まだ頭の2曲を聴いただけですけど、人の声、特にWith A Little Help From My Friendsのリンゴの声がずいぶん違いますね。特に日本語で言う「サ行」の音の出方がずいぶん違うと思います。
「サ行」の音は多分録音再生とも難しいと思うので、違いがより出ているんでしょうね。
それと、いわゆる金物の音が、最初にCD化されたものは結構つぶれて入っているんですけど、これが今回のものはつぶれていないんですね。
「サ行」の音の情報の欠落にしても金物のつぶれにしても、僕はアナログ特有というか磁気テープ特有の現象だと思っていたので、ちょっと意外。てっきり1967年当時の4トラックテープへの録音の時点でつぶれていたもんだと思っていたんですけどね。
それとも、金物の音は人為的な加工でリアルっぽく聞こえる音を作ったりしてるのかな?なんて思ってしまいました。
次は何にしようかな?