セッションへの想い

ネットで演奏する曲を決めて、当日会場に出かけて1発合わせするっていう形式のセッション、初めて参加してから14年ぐらいで、それなりの回数出てます。初めて出たのは1996年のNiftyのセッションで、秋葉原のClub Goodman。

一時期固定メンバーバンドやってれば十分で、セッションに顔を出す気が全く失せてしまった時期もありましたけど、最近はその頃に比べれば出てるかなと。それでも年に2回とか3回とかのレベルですけどね。最近毎月のようにバンドのライブがあったりとかするので(笑)

演奏すること自体よりも、旧知の友人に久しぶりに会いに行く、っていう意味合いが半分ぐらいあるかな。

で、セッションで演奏することに対する想いっていうか、セッションに行く、演奏することに関する目的って人それぞれ違うと思うんですよね。人それ違うっていうことに加えて、同じ個人でも曲によって違うっていう場合もあるかと。

先日のカルメンマキ&OZセッションに出てみて、いろいろと思うところがあったもんで、こんな事書いてみてます。

僕の推測で分類してみると、

1.曲の構成自体よく覚えずに出ちゃう。

2.普段他人と演奏する機会が全くなくて、「合奏」してみたい、っていう想いで出て、演奏する。

3.曲の構成はしっかり把握、演奏はツボは押さえるけどそこそこ似てればいいかな的な感じ

4.一音一音、ちゃんとコピーして同じに演奏するために出かけていく

5.上に加えて、参加メンバーにもそれを強く要求する

6.尺の長さ、コード進行、構成だけ同じ、あとはすべて自由に弾く。それでちゃんと聴ける。

まぁ、1は問題外で、何のために出るの?ってな感じ。僕はそこまで無責任なことはしたことがありません。

2は近年ネットでいろんな情報を入手しやすくなったせいか、結構いらっしゃいますね。ほかの人たちに迷惑をかけないレベルであれば、どんどんやってみれば、やっただけ上達していくでしょう。バンド演奏って、デスクトップじゃわからないことがたくさんあるんで、経験を積むのは大事。だけど、それなりの準備と自分の力量の客観的評価ははしてきてね、と言いたい。

僕はだいたい3か4か5(5はちょっと極端で、マイミクさんに一人いますけど(爆))で、アーティストに対する思い入れとか、曲に対する思い入れで、レベルが変わります。

先日のカルメンマキ&OZは、自分がちゃんと弾けるかどうかは置いておいて、4なんですね。なぜ5じゃないかというと、ギターや鍵盤のソロは、どこで終わるかがわかれば特に同じじゃなくてもいいから。でも、ベースはこだわらずにいられなくて(笑)

あと近年演奏した曲では、Princess PrincessのDiamondがそうです。あの曲はベースがめちゃかっこいい。何がすごいかわかんない人は顔を洗って出直してきてね(笑)

で、レベル5を追求したいのがGreg Mathieson ProjectのBaked Potato Super Liveっすね。ただ、あまりにも無謀っていう話もあるので、どっかで妥協はするし、いくらがんばってもレベル3にしかならないかもしれないんですけどね。

6はできたら最高ですね。本来、「セッション」って言葉から受けるイメージは、このレベル6なんですけどね。今の私にゃ無理ですwww

ちなみにね、先日のカルメンマキ&OZセッションに来てた方、演奏できるけど今回は見学参加だったって方、ほとんどが4か5です。多分。

で、本家のお二人はOZの曲は何年も演奏してないだろうし、聞いてもいないかもしれないので、結構大変だったんじゃないかなぁと、自分の出番が終わった後セッションを見物してて思いました。

参加者は、本家は当然構成とコード進行は覚えてるはずっていう思いで演奏してたんじゃないかと思うんですよ。だけど、OZ大好きな僕だって、たとえば閉ざされた街は何度か練習しないと思い出せないし、ほかの曲もそう。予習なしでなんとかなるのは崩壊の前日ぐらいじゃないかと。

そういう意味で、本当にお疲れ様でした、と思いました。でもこれからもよろしくお願いします。ご本人たちは読んでないと思いますけど。

何か一言いただければと